[宇治市/SE構法/長期優良住宅]
オーナーの感性を活かす家と店舗
住宅に最低限必要なのは、住まわれるご家族の命を守ること。
ただし本当に大切なのは、地震が発生した時に命を守るだけでなくそれまでの生活を安心して継続していただける高い耐震性能です。
耐震住宅専門店の楠亀工務店は、いつ来るかわからない大地震い対して子や孫の世代まで安心をお約束します。
SE構法は、独自の建築法と構造計算を用いて、従来の木造建築よりも優れた耐震性能と大空間を実現させる構法です。 楠亀工務店では、SE構法を使った家づくりを行っています。SE構法の最大のメリットは、耐震性能が高く、デザイン性にも優れた住宅を建てられることです。 この記事では、SE構法の耐震性能が高い理由や室内空間を広く確保できる理由について、わかりやすく解説します。この記事を読むことで、SE構法で建てられる住宅の特徴が理解できます。
耐震住宅専門店の楠亀工務店は、いつ来るかわからない大地震い対して子や孫の世代まで安心をお約束します
「耐震等級」とは「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称「品確法」 2000施行)」によって定められた地震に対する建物の強さを表す等級です。家の性能や品質をわかりやすく等級化し、建築基準法とは別に任 意で表示されます。 「耐震等級1」の地震に対する強度は建築基準法のレベルで、大地震で倒 壊せず命を守る強さと設定されています。ただし建替えが必要な損傷を受ける場合があります。これに対し「等級2」は基準法の1.25倍、「等級3」 は1.5倍の強さがあり、一部に損傷を受ける場合があるものの、補修程度 で住み続けることができる強さです。大地震後に住み続けられるか、住み続けられないか、ここに大きな差が出てきます。 *大地震=阪神淡路大震災級の地震(震度6強~7)
震度7の地震が繰り返し発生した熊本地震では、「耐震等級3」の木造住宅の87%は無被害でした。一部に被害を受けたものの耐震等級3の木造住宅は、全てが「住み続けられる」と判断されたのです。 熊本地震では建築基準法の基準をクリアしていても、生活が継続できないほどの被害を受けた家がありました。ローンだけが残り、建てたばかりの家に帰れない現状を抱え、避難生活を強いられた方も多くいらっしゃいました。 その事実を知る今、私たちは大きな損傷を受ける恐れがある家を建てる ことは避けなければなりません。単に建築基準法に基づいた家を建てれ ばいいのではなく、家族の生活を守るためには個々のレベルで耐震性について考えることが大切です。
弊社では、SE構法を採用した家づくりを行っています。
SE構法は、優れた耐震性能と自由度の高い空間を実現した木造住宅の構造技術です。「SE」とは、「Safety Engineeringn(工学的に安全)」の頭文字を示しており、「科学的に高い耐震性能を実現させた構法」という意味が込められています。
SE構法は、大規模な木造建築物を建てる技術を住宅に応用するために開発されました。一般の在来木造工法とは構造に対する考え方が大きく異なるため、優れた耐震性能と自由度の高い空間を実現できます。
SE構法で住宅を建てるためには、専門的な知識と技術を身につけなければいけません。そのため、SE構法で住宅を建てられる工務店は限られているのです。弊社は、SE構法で住宅を建築できる数少ない工務店のひとつです。
SE構法の耐震性能が優れている理由として、以下の5つが挙げられます。
SE構法で高い耐震性能を実現している5つの理由について、それぞれ解説します。
SE構法が地震に強い最大の理由は、構造計算にあります。構造計算とは、大規模な自然災害によって建物が壊れない建築方法を決定するため、専門の構造設計士が行うものです。
ビルやマンションなどの鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物では、必ず構造計算が行われています。しかし、一般的な木造住宅では義務化されておらず、多くの住宅で構造計算が行われていません。
弊社では、木造であっても構造計算を行い、数値に裏付けられた耐震性能を確保しています。
そのため、弊社が建てた住宅は、最高ランクの「耐震等級3」を取得できるほど耐震性能に優れているのです。
SE構法で建てる住宅には、高品質な構造用集成材を使用しています。構造用集成材とは、ラミナと呼ばれる木材の板を、科学的に計算しながら張り合わせたものです。
構造用集成材は、強度や性能が明確にされているため、「どの部分にどの部材を採用するか」安心して決められます。緻密な構造計算によって建築するSE構法において、強度や性能が明確な構造用集成材は必要不可欠です。
SE構法では柱と梁の接合部に特殊な金具を使用しています。この接合方法により、柱と梁の断面欠損が少なくなり、耐震性能が強化されます。
SE構法では、接合部に特殊な「SE金具」を使用しています。この金具を使用することで、柱と梁がボルトとドリフトピンで強固に接合され、連続した大きな揺れにも耐えることができるのです。
過去に起きた大地震では、家を支える柱に大きな引き抜きの力が加わり、基礎から柱ごと引き抜かれてしまう住宅が多数ありました。大地震に強い住宅を建てるには、柱の引き抜き強度が重要な課題です。
SE構法では、特殊な柱脚金物を使用し、高強度のアンカーボルトを基礎に直接取り付けます。これにより、地震などの横からの力に強く、従来の金物と比較して約5倍もの引き抜く力に耐えることが可能です。
SE構法では、指定されたプレカット工場で高精度な部材を加工しています。
SE構法で構造計算を行ったとしても、使用する部材や加工精度が低品質なものであれば意味がありません。
SE構法で建築する場合、使用する金物のデータがそのまま指定プレカット工場へ直接つながり、建築現場に届く仕組みになっています。この仕組みが、SE構法の高い耐震構造を支えているのです。
弊社で使用している部材は、全て指定されたプレカット工場によって、オーダーメイドされています。お客様の住宅の耐震性と快適性を向上させるため、部材からこだわってご用意できる工務店は数少ないでしょう。
SE構法は、木造住宅であるにもかかわらず、空間の自由度が高い特徴を持っています。耐震性能を確保しつつ、大空間の住宅を立てられる理由として、ラーメン構造と耐力壁の強度が挙げられます。SE構法で空間の自由度が高い家を建てられる理由について解説します。
SE構法で建てる住宅の特徴として、ラーメン構造を取り入れた木造住宅である点が挙げられます。ラーメン構造とは、筋交いを入れずに柱と梁だけで作られた構造を指しており、主に鉄骨造や鉄筋コンクリート造の建物を建てる際に採用される構造です。
通常、柱と梁だけの住宅は横揺れが起きるとすぐに倒壊してしまうため、従来の木造建築では柱と柱の間に筋交いを入れなければいけません。しかし、筋交いを入れることで壁が増えるため、空間が仕切られてしまいます。
一方、SE構法では基礎と柱、柱と梁を強固に接続するため、木造住宅でありながら耐震性能が高い住宅を実現できます。これによって、ラーメン構造で住宅を建てることが可能となるのです。ラーメン構造にすることで、余計な壁を設置せずに広い空間を確保できます。
弊社で建築する住宅には、ほとんど柱を設置していません。そのため、室内空間を自由に区切ることができるのです。お子さんが小さい時には、部屋を区切って、大きくなったら壁を取り除く。自由に住宅内の空間をデザインできることも、木造ラーメン構造で住宅を建てられる弊社の強みです。
弊社で建てる住宅では、耐震強度の高い耐力壁を採用しています。建物全体の耐震性能を確保しつつ、室内空間を広くするためには、強固な耐力壁の存在が必要です。
SE構法で使用する耐力壁は、従来の木造壁と比較して2倍以上の性能を持っています。SE構法で設計する場合、ラーメン構造で持たせる部分と、耐力壁で持たせる部分をバランス良く配置することで費用対効果を最大化させるように設計しています。
強度の高い耐力壁を使用することが、空間の自由度を上げられる理由のひとつです。
SE構法で建築される住宅には、高い耐震性能と自由度の高い空間を持った特徴があります。その特徴を利用すれば、さまざまな住宅の要望にお答えすることも可能です。弊社で建築した住宅の中から、SE構法ならではの特徴を持った住宅をご紹介します。
SE構法で建てた住宅には余計な壁がありません。その結果、室内に柱がない大空間の家を実現できます。1階から2階まで吹き抜けになっている開放的な住宅を実現したい方は、SE構法をおすすめします。
ビルトインガレージのある家
柱がないラーメン構造の強みを発揮して、2台並列で駐車できるビルトインガレージを建築することも可能です。ビルトインガレージでは、ガレージ内で洗車したり、車を眺めたり、趣味の時間をゆったりと楽しめるでしょう。
室内空間を自由に使えるため、理想的なスキップフロアを設置することも可能です。スキップフロアのある家では、空間を適度に仕切りつつ、常に目の届く範囲で安心してお子さんを遊ばせられる特徴があります。
一般的な木造住宅では、屋根材以上の重力がかかるケースを想定していないため、構造計算を行わずに屋上バルコニーを作るのは危険です。しかし、SE構法の場合、屋上バルコニーに人間が乗ることを想定して構造設計を行えます。そのため、安全性が高く自由度の高い屋上バルコニーを設置することも可能です。
SE構法で住宅を建てるメリットは、耐震性能の高さと設計自由度の高さです。。各メリットについて詳しく解説します。
SE構法では、許容応力度計算によって設計された耐震等級3の住宅を実現します。
耐震等級3の住宅とは、震度6強〜7の大地震が起きても軽い補修程度で住み続けられる最も耐震性が高い住宅です。
耐震等級1〜3の住宅を建てるためには、3通りの構造計算のうちどれかを行う必要があります。そのため、同じ耐震等級3の住宅でも、許容応力度計算によって建てられた住宅と性能表示計算によって建てられた住宅があるのです。
許容応力度計算によって建てられた耐震等級3の住宅は、性能表示計算によって建てられた耐震等級3の住宅よりも強度が高く、最も耐震性能が高い住宅と言えます。
SE構法では、全て許容応力度計算によって導き出された耐震等級3の住宅を建築します。どこにも負けない耐震性能の高さがSE構法の魅力であり、弊社で建てる住宅の魅力でもあります。
SE構法の住宅では、木造建築でありながら、筋交いを設置する必要がありません。これにより、広々とした室内空間を確保できます。
木造住宅でありながら、大開口の空間を確保しつつ、耐震等級3という高い耐震性能も実現できる建築方法がSE構法なのです。
壁のない広々した空間であれば、自由に仕切って間取りを設計できます。設計自由度の高さが、SE構法の大きな魅力のひとつです。
弊社で住宅を建てていただいたお客様からも、室内空間の広さに対して、驚きとお喜びの声を多数いただいています。
SE構法のデメリットは、建築できる工務店が限られて建築コストも高くなる傾向があることです。各デメリットについて詳しく解説します。
SE構法で住宅を建築できるのは、構法の開発元であるエヌ・シー・エヌ社から認定を受けた工務店のみです。そのため、施工できる工務店が限定され、選択肢が狭くなるデメリットがあります。
工務店と相性が良ければ問題ないのですが、相性が悪いことも考えられます。例えば、費用に納得できない、アフターケアの体制が不十分、大工さんと気が合わない、などの原因でトラブルになる可能性もあるでしょう。
弊社では、10年間の無料定期点検を実施しています。また、施工エリアを本社から1時間30分圏内と限定しているため、住宅を建てた後のアフターケアも万全です。お困りの際は、24時間いつでもご連絡ください。
SE構法は、特殊な金具や独自の部材を使って建築するため、一般的な木造住宅と比較して建築コストが高くなる傾向があります。
できるだけ建築コストを下げたい方にとっては、デメリットに感じるでしょう。しかし、建築コストだけで工務店を決めるのはおすすめできません。
弊社で建築する住宅は、他の工務店様と比較すると、どうしても初期費用が高くなってしまいます。しかし、入居後のメンテナンス費用などが発生しにくいため、長く住めば住むほど総合的なコストが低くなります。
住宅において重要なことは、安全性と快適性です。良い住宅に長く住みたい方は、初期コストだけでなく、長い視点で費用対効果を考えることをおすすめします。
SE構法は、耐震性能が高い「こだわりの住宅」を建てたい方におすすめです。
SE構法では、木造住宅の特徴である断熱性や吸湿性の高さと、コンクリート造の特徴である耐久性の高さ、両方のメリットを持った住宅を建築できます。
ビルトインガレージや屋上バルコニーのある「こだわりの家」を実現しつつ、耐震性能の高い木造住宅を建てたい方には、SE構法をおすすめします。
この記事では、SE構法と実現できる住宅の特徴について解説しました。SE構法の最大の特徴は、優れた耐震性と大空間です。
SE構法では、高い耐震性能と大空間を実現するために構造計算を行い、独自の部材を使用して建築しています。
SE構法で建築することで、耐震性能と設計の自由度が高い住宅を建築できるメリットがあります。一方で、対応できる工務店が少なく、建築コストが高くなってしまう点には注意しましょう。
許容応力度計算によって導かれた耐震等級3というトップクラスの耐震性能を持った「こだわりの住宅」にご興味がある方は、一度「楠亀工務店」にお問合せください。
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