Case Study

H様邸_アウトドアリビング

[大津市・SE構法・長期優良住宅]

緑の中に建つアウトドアリビングの家

H様邸_アウトドアリビング

緑の中に建つアウトドアリビングの家[大津市・H様邸・長期優良住宅]

ご結婚後に購入された守山市のマンションで、ずっと暮らしていくことを予定されていたH様ご夫妻。ふとしたきっかけで一戸建てに対する関心が高まり、そこからはだんだんと一戸建てへの住み替えを考え始められたそうです。
「楠亀工務店を知ったのは雑誌で」とH様。パラパラとめくった中で、たまたま目が留まったのが楠亀工務店の事例だったそうです。楠亀以外にも、工務店1社とさらにハウスメーカーも2社を検討されたそうですが、珪藻土の壁など自然な質感のある空間が好みだったこともあり、手作業を随所に取り入れる工務店の家づくりに絞られたそうです。
設計にあたっては、階段をあまり昇り降りせず、1フロアで生活が完結できるようなプランをご要望。「ぜひ欲しかった」とおっしゃるアウトドアリビングも備えた開放的な空間が完成しました。また、ブラウン系の落ち着いた色合いの内外観やナチュラルな印象の造作は、「年齢を重ねた自分たちが暮らしても違和感がないように」とのご希望を反映してのものです。

所在地
大津市
敷地面積
338.67m²
延床面積
178.86m²
構 造
木造2階建(SE構法)
耐震等級
等級3(最高等級)
温熱等級
等級4(最高等級)

H様邸_外観
まだ自然も多く残る地域の、小高い丘陵地に建つH様邸。 「外観は、あまりカッコ良すぎず、落ち着いた印象に」が、ご要望。 ブラウン系の塗り壁が、ナチュラルカラーの4WD車ともマッチします。
H様邸_外観
ファサードの塗り壁とともに、アウトドアリビング部分の大きな開口部が外観のアクセントになっています。 また、アウトドアリビングの天井に貼ったレッドシダー材が、周囲の緑ともマッチし、ナチュラルな印象を高めてくれます。
H様邸_ガレージ
「濡れずにクルマに乗り降りできるように」というご要望から計画した、ゆとりのあるビルトインガレージ。ガレージ奥の引き戸が玄関になります。 右側の引き戸は収納庫。クルマに積み込むアウトドアグッズやカー用品をスマートに収納できます。
H様邸_玄関ホール
玄関を入るとすぐに2階へ上がる階段が。1階は子ども部屋と収納のみ。ご夫婦の生活空間は2階が中心となります。
H様邸_ウォークインクローゼット
1階に広く設けたウォークイン・クローゼット。家族みんなの衣類が収納できます。 広めのクローゼットと大きなシューズクロークは、最初からのご要望だったそうです。
H様邸_LDK
2階は、耐震構法SE構法ならではの、開放的な一室大空間。 高校生の時に地学の授業で聞いた「滋賀県にも複数の断層が通っているから、いつ地震が来てもおかしくないぞ」という先生の言葉がずっと頭に残っていたH様にとって、SE構法を採用していることが、楠亀工務店に依頼する決め手のひとつだったそうです。
H様邸_LDK
帰宅後は、階段を昇り降りせずに1フロアで暮らしが完結するようにしたいというご要望から、LDK、浴室・洗面所、トイレ、寝室を全て2階に集約しました。
H様邸_アウトドアリビング
「外と内の中間的な領域が欲しい」というご要望から設けられた約8帖のアウトドアリビング。 竣工時に、楠亀のスタッフや大工さんを招いてのバーベキューもここで開かれたそう。 普段は、お子さんが走り回れるスペースとして大活躍しているとのことです。
H様邸_アウトドアリビング
バーベキューの網や調理器具を外で洗えるようにと、バルコニーの一角に設けたキッチン。 子どもの手の届かない高さにグリルを置けるため、安心してバーベキューが楽しめるとのことです。 脚元は収納スペースになっているので、準備や片づけがスムーズです。
H様邸_ダーツ
学生の頃からダーツを趣味にされていたご主人が、ぜひとも設置したかったダーツボード。 普段はリビングの収納に隠されています。
H様邸_ダーツ
スクリーンを下ろし、備え付けのプロジェクターをオンにすれば、本格的な雰囲気でダーツが楽しめます。 電動で上下できるスクリーンは、普段は見えないよう天井内に埋込BOXを造作し収納しています。
H様邸_スピーカー
ホームシアターとしても機能する、プロジェクターと組み合わされた5.1chのスピーカーシステムは、ルーバーの奥に隠されています。
H様邸_キッチン
カウンターテーブルと一体になった造作キッチンが、奥様唯一のご要望だったそうです。 楠亀工務店の完成見学会で目にして、ぜひとも欲しかったとのこと。
H様邸_LDK
店舗のようなカウンターは、テーブルにも、ディスプレイスペースにも使えます。 椅子をチェアではなくベンチにすることで、人数が増えても対応できます。
H様邸_袋棚
吊戸棚のガラスは模様ガラスにすることで、シャープ過ぎないレトロ感のある印象に。 収納やキッチンに落ち着きのあるブラウン系の塗装をチョイスしたのも、 外観と同様に「カッコよくなり過ぎないように」というご主人のご要望からだそうです。
H様邸_造作洗面
洗面所の収納を多めにしたことで、乾燥機から出してそのまま収納することが可能です。 「家事動線がコンパクトにまとめられているのが便利!」と奥様。

H様邸_玄関

【お客様の声】

楠亀工務店は雑誌で知りました。パラパラっとめくっていた中で、なぜか目が留まって「いいな」と。もともと、既に購入していたマンションにずっと住み続けるつもりでいたので、一戸建てを購入することは全く考えていなかったのですが、ふとしたきっかけから一戸建てへの関心が高まったんです。また、所有していたマンションが比較的有利な価格で売却できるというタイミングだったということも、後押しした感じです。

楠亀さん以外の工務店さんも1社、また、ハウスメーカー2社にも話をうかがいに行きました。珪藻土の壁とか、少しアンティークっぽい木の色合いなどが好みなので、そのような仕上げを実現してもらえるかどうかが、判断のポイントでした。

残った工務店さんの中から楠亀さんに決めたのは、対応の丁寧さですね。契約前から親身になって相談してもらえ、候補の敷地がまだ2ヶ所あり決めかねている時も、それぞれでのプランを描いてくれたからです。

それと、「耐震構法SE構法」も決め手のひとつでしたね。高校生の時に地学の授業で聞いた、滋賀県周辺にある断層とそれによる地震の話が頭の隅に残っていて、「可能な限り地震に強い家を建てよう」と考えていましたので。

できあがりは、ほぼ初回プランのままという感じです。「一日に何回も階段を昇り降りせず、1フロアで暮らしを完結させたい」といった、私たちの要望をうまい具合にプランに落とし込んでもらえたので、あえて修正する箇所が無かったからです。また、アウトドアリビングとして活用したいバルコニーに簡易なキッチン&収納の設置を提案してもらったのですが、とても重宝しています。

最後に全体のデザインや色調についてですが、「とんがった家から、80歳を過ぎた自分が出てくる姿をイメージできなくて」という私たちの希望を、いい塩梅で反映していただけたと思っていますよ。

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